ダクトとは?

ダクトとは、日本語に訳すと「風道」や「風導管」といい、文字通り風を導く管(道)のことです。
主に大きい建物に取り付けられる空気調和設備のひとつで、空調機でつくりだした冷気、暖気をダクトで各部屋に送り届け、室温をコントロールするなど、人が建物内で快適に過ごすためには欠かせないものです。
また、オフィスビル、ショッピングセンター、病院や学校など、多くの人が集まる建物の中には、常に新鮮な空気がなければ、人は建物内で快適に過ごすことはできません。
そこで、活躍するのがダクト
建物内にダクトをつなげて空気の道をつくることで、新鮮な空気を建物内に取り込み、澱んだ空気を排出して、建物に命を吹き込みます。


ダクトの種類

ダクトは、様々な用途に用いられる重要な設備です。

1.空気調和用ダクト
 空気調和機で調整した温風または冷風を運ぶダクトで、空気調和機から室内に送り込むダクトを給気(SA)ダクト、室内から空気調和機に戻るダクトを還気(RA)ダクトといいます。

2.換気用ダクト
 気密性の高い建物において、換気するためのダクトで、室内に新鮮な空気を送り込むダクトを外気(OA)ダクト、呼吸等により汚れた空気の排出するダクトを排気(EA)ダクトといいます。よく目にするレストランの厨房等で煙を排出するダクト(厨房排気)は、EAに含まれます。


3.排煙用ダクト
 火災発生時に煙を建物の外に排出するためのダクトで、排煙(SM)ダクトといいます。


ダクトの種類

角ダクトと丸ダクト

ダクトには大きく分けて「角ダクト」と「丸ダクト」の2つがあります。取り付ける建物の用途、取付け場所、見た目、コストや機能性といった様々な要件を踏まえて使い分けます。

角ダクトと丸ダクト
角ダクトと丸ダクト
角ダクトと丸ダクト
角ダクトと丸ダクト


ダクトの取付け

ダクトは、主に天井裏に取り付けられています。そのため皆さんが目にする機会はほとんどありません。天井裏という限られたスペースには、給排水配管、電気配線類等、建物に必要な設備がひしめき合って収められており、とりわけダクトは一番大きいことから、如何にして効率よくかつ機能的に天井裏に収めることができるかが腕の見せどころです。


ダクトの取付け
ダクトの取付け

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